いきなり投資はダメ
これまでの記事でインデックス投資についてふれてきましたが、そもそも投資を始める前にまずやるべき事があります。
それは家計の状態を把握すること。
いまどのくらい余裕があるか?その余裕金額のうち投資に回せるのはいくらか?を考えます。
日々の生活費以外の余裕資金をすべて投資に回してしまうと、リストラ、事故や病気、自然災害などが起こった場合にすぐ現金化して使うことはできません。
また、投資は貯金と違って元本割れするリスクもあります。そうなった際家族が困らないようにまずは家計の把握と備えが大切です。
家計の把握(家計簿をつけてない人は)
家計の把握というと、食費○○円、住宅費○○円・・・と家計簿を連想すると思いますが、通帳の残高を見るのが1番簡単です。
給料が入った時の金額が1カ月後にいくら残っているかを見ます。それがひと月にかかっているざっくりした生活費です。過去数か月分を見て、平均的な生活費を把握しましょう。
あなたの家計は赤字?黒字?
赤字の人:まずは黒字にすることを頑張る
赤字だったご家庭は、とにかくまずは黒字にすることに専念しましょう。
黒字の人:万一に備えての貯金をする
黒字だったご家庭は、リストラやケガ・病気、自然災害に備えて1年分の生活費がいくらぐらい必要かを算出し貯金しましょう。1年分はあったほうがいいでしょう。備えの貯金が貯まった後に投資を始めましょう。
数百円の小額の積立て投資なら今すぐ始めていい
投資をする前に家計の把握・1年分の生活費の貯蓄が大切と言いました。・・が、毎月数百円程度の積立投資なら今すぐ始めて良いと思います。
その理由は、
- 投資に対しての恐怖感・抵抗感がなくなる
- 投資をすることで日々の出費の意識が変わる
- 実際に自分で選び注文し、どのように増減するか見る→理解度が何倍も深まる
- 仮に初めて買った投資商品が値下がりしたとしても、支払った金額が丸ごと失うわけではなく数%下がる程度。勉強代として割り切れる金額である。
【結論】思いついたら試しにちょっとやってみることがゴールの近道
投資に限った話ではないと思いますが、失敗を恐れず実際に始めてみるのが一番の目標達成の近道になると思います。
小額投資であれば、脱サラして起業するとかに比べれば失うものなんてほぼゼロに等しいですから、ぜひトライしましょう!