OLの仕事・お金

【日本株】配当金はいつ、どうやってもらえるの?いくらもらえるのかよく分らない

この記事はこんな方に向けて書いています。

この記事はこんな方に向けて書いています。

  • 株式投資を始めようと思っている人
  • 配当金めあてで銘柄選びをしたいけど、見方がよくわからない人
  • 保有している企業からまだ配当金の連絡がなくて不安になってる人
  • 配当金で銘柄を決めていいのか気になっている人

そもそも配当金ってなに?

配当金とは企業が出した利益の一部を株主に還元してくれるお金のことです。配当金を出さずにさらに事業のために使うことで会社を成長させる企業もありますので、配当金があるから投資価値がある会社というわけではありません。

配当金はいくらもらえるの?

配当金は企業によって異なりますし、その企業でも毎年一定の金額がもらえるわけではありません。
というのも、配当金は利益の一部を株主へ還元するものなので、今年(今期)の利益が過去より減れば還元したくてもできなくなるからです。

いくらもらえるかは決算後に企業が決定します。投資家は過去の配当金額をもとに、いくらぐらい配当金が出るかを予想する形になります。

配当金はここでチェックする!

会社四季報の【配当利回り(%)】を見ます。
日本企業の平均的な配当利回りは2%前後で、3%を超える場合は高配当株と呼ばれています。

配当金にかかる税って何?いくら引かれるの?

日本株の場合は、売買益や配当金にかかる税金は、所得税15.315%、住民税5%です。なので国内株は約20%引かれると覚えておけばよ良いでしょう。

もしあなたの証券口座が『特定口座の源泉徴収あり』であれば、仮に1万円の配当金の場合、10,000円から20,315円を差し引いた7,968円が振り込まれます。
NISA口座の場合は課税が免除される範囲内であればそのまま1万円が受け取れます。

配当金はいつもらえるの?

通常は権利確定日から2~3カ月後に支払われます。

例えば、私が保有していた2月末が権利確定日だった銘柄は、5月上旬に入金されました。
株主総会の資料なども同封されていました。

また、証券会社からもメールでお知らせが届きました。具体的な金額は証券会社のサイト等から確認できます。

配当金の受け取り方(どうやって受け取るの?)

株の配当金の受け取り方には4つの方法があります。

1.株式数比例配分方式

株を買った証券会社の口座に入金される方法で、もっとも一般的です。
株主は特に何もする必要はありません。
とくに理由が無ければ手間もなく受け取り忘れもなく管理もしやすいこの方法で良いと思います。

2.配当金受領証方式

「配当金領収書」が郵送されて、郵便局などの窓口で配当金を受け取る方法です。

3.登録配当金受領口座方式

指定した銀行口座に入金される方法です。

4.個別銘柄指定方式

銘柄ごとに振り込まれる銀行口座を指定する方法です。





配当利回りだけで銘柄を選ばないよう注意

配当利回りの数値は下記のような計算で算出されています。

配当利回り(%)=(年間の配当金)÷(株価)

たとえば、現在株価が1,000円で、配当金が年10円であった場合、配当利回りは1%(10円÷1,000円)となります。
もし株価が半分に下がってしまった場合、利回りは倍にあがります。
なので利回りが高いからと言って投資家にとってメリットがあるとは言えないのです。

配当利回りが高い銘柄で探すときの注意点は、株価が下がっているから配当利回りが高くなっている銘柄があることに気を付けましょう。

まとめ①:配当金をもらうと楽しいけど長期保有するなら将来性が第一

海外の有名企業では配当金がゼロのところも多いです。それは、利益を株主に還元するより、事業拡大に使うほうが結果として会社の成長につながり、株価上昇という形でより大きく株主に利益を還元できると考えているから。
配当金や株主優待は受け取ると嬉しいですが、将来性のない企業へ投資して株価が下落するという本末転倒にならないよう、銘柄選びの際は長い目で見極めることが大事になります。

まとめ②:初めて小額投資をするなら配当金や優待で選ぶのもアリ

お年玉のイラスト

まとめ①と言ってることが逆になりますが、もし株価が大幅に下落しても構わない範囲内でなら、初めての株式投資に配当金や株主優待がある銘柄を買うのもアリだと思います。実際に受け取るとほんの数百円でも嬉しいですし、投資への理解がグッと深まるからです。
やはり経験してみないと分からないことが結構あります。

投資未経験の人はこの記事も!



-OLの仕事・お金

© 2024 モテマネマガジン Powered by AFFINGER5