今回はインデックス投資についてではなく、株式投資について。うちの家族が株式投資を始めてからの様子を書いてみました。投資の本に書いてあった株のデメリットを見て、そうなるだろうとは思っていたけどまんまその通りの姿になってました。
銘柄選びの基準がフワッとしている
なぜその銘柄にしたのか？→知ってる企業だから。と、あまり深く調べずに買っていた。なので、株価がちょっと下がるだけでかなりうろたえる。会社でも暇さえあればスマホをいじり、株価チャートをチェックしてはおろおろして『どうしよう‥』とメールを送ってくる。帰宅しても第一声が株価のこと。
そのくせ買い増ししたりして、謎の自信
一昨年からインデックス投資を始めていた私からすると信じられないのですが、彼はなぜか同じ銘柄を100株、200株と追加で買い増ししてたんです。株価が上がればその分利益も大きくなるけど、下がった時のリスクも大になる。『卵を同じカゴに入れない』と言うお言葉はガン無視です。
何せ購入の理由がよく知ってる身近な企業だし、オリンピックの恩恵を受けるから多分イケる！というふわっとした理由なので危なっかしい。
時間と精神を消耗しやすい
『下がったら早めに損切り！買った時より七万も損した‥』かと思えば『あの時売らずにもう少し待っていたらまた上昇してたのに‥』みたいなクヨクヨ後悔。時間と精神を消耗しやすい。
【結論】投資初心者はまずはインデックス投資で小額から始め、感覚をつかんでから徐々に株式投資も挑戦するのが良い
段階を踏んでやるのが良いと思います。理由は、今まで経済に興味や知識無いド素人は、株の値動きがどんな感じかも感覚的に掴んでないんですよね。
平均株価に連動する性質のインデックス投資を一年以上続けると、少しですが投資額より下がってしまう、いわゆる『含み損』の状態も経験するでしょう。
ほったらかしとはいえ、インデックス投資も月一くらいはトータルリターンを確認します。そうすると、マイナスになっていることが。そんな時でも慌てて売却したりせず、じっと耐えて積み立てを継続して行くと、やがてプラスになるんです。再びマイナスになることもあるでしょうけど、それもまた回復するのです。
その後グラフを見ながら経済ニュースを振り返ったりして、『ああこの時はあそこの国でこんなことがあって日経平均も下がっていたんだな』という具合に理解が深まってきます。
株価の動きに動じなくなります。
株デビューの前にそういう経験を一度してから株式投資を始めた方が精神面で落ち着いて取り組めるようになって良いと思います。
いきなりの投資は怖い・・ポイントを使って積立投資からスタートするのが成功の近道
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