お家で過ごすリラックス時間はいつも何してますか?
最近はNetflix(ネットフリックス)やHulu(フールー)などの動画配信サービスで動画を見る機会が増えた方もいると思います。
そのかわり本を読む機会が減っていませんか?
また、読書家な人を見て「この人素敵だな」と感じた経験はありませんか?
この記事では、読書をしている人だけが持つ魅力について解説していきます。
この記事はこんな人におすすめ
- なんとなく読書家にあこがれている
- 恋愛では相手に尽くしたり空回りしがち
- 都合のいい奴扱いじゃなく尊敬モテになりたい
読書で魅力的になる理由①:知的な雰囲気がにじみ出てくる
たくさん本を読む人は、知識をひけらかさなくても自然と雰囲気・たたずまいに知性がにじみ出てきます。
何度か雑談すると相手が読書をする人か全く読まない人かは大体当てることができます。
どこでそう感じさせるのか・・?
理由②・理由③の影響が、雰囲気ににじみ出ているのです。
そして、何か意見を聞くたびに、「この人が言うんだから間違いないんだろうな」と思わせられるのです。
読書で魅力的になる理由②:思考量が増えて感情に振り回されなくなる
例えば、恋愛ストーリーの作品で、彼氏が彼女を裏切った事で二人が言い争いをしているシーンがあるとします。動画と文章とでは、受け取る情報に下記のような違いがあります。
ドラマ・映画
ドラマ・映画は表情・しぐさ・セリフを第三者の目線で観察している
(例)
彼女はすごく怒った顔で裏切った彼を責めている。
彼は何も言わずうつむいて座っている。
彼女は部屋をでていく。
見てる人の頭の中→『彼女、すごく怒っているな。そりゃそーだ。彼氏はダンマリしてないでなんか言えよ。あーあ、彼女出て行っちゃった。』
小説はお互いの頭の中で考えていることも文字にされている
(例)
彼女の心の声:
あの時『君を一生守る』と言った彼のまなざし、言葉は何だったの?
どうして彼は何も言ってくれないの。
ゴメンと一言言って抱きしめてくれさえすればいいのに。
あなたがずっと黙っているから、ひどい言葉しか出てこない。
自尊心を傷つけられた。もはや彼を攻撃するよりほかに心を保つ術(すべ)がない。
私がもっとか弱い女ならこうはならなかったのかな。
彼の心の声:
なぜ彼女を裏切るようなことをしたのか。
申し訳ない気持ちが強いあまりに彼女へ謝ることさえおこがましい。
こんな僕が一体どんな言葉をかければいいんだ?
今何か声を出したら、べそかいた小学生みたいなカッコ悪い声しか出ない。
何も言ってくれないんだね。馬鹿にしてるわ。こんなフラれ方みじめすぎる。
彼女は僕に愛想をつかしたんだ。引き止めてやり直そうなんて僕にはいう権利はない。
分かりやすさ重視で書いたのでクドくて陳腐でイタイですが、映像作品と文章での見えてくる情報量の差がお分かりいただけたでしょうか。
ほんの数分のシーン。文章だと映像では表現できない『感情の言語化』がされている
映像作品は、しぐさやセリフから人物の感情を想像します。
でも文章は、『感情の言語化』がされています。
これはドラマや映画にはない(セリフに起こさない限り)本ならではの表現で、これが魅力的な人になるための大事な方法なんです。
『感情の言語化』って何?
感情を言語化する??‥って突然よくわからない言葉を出しちゃいましたが、例えば小さい子供が転んでしまって泣いたとき、
「転んだのね、痛かったね」と大人が声をかけるのも言語化です。
最初は突然の痛みにただ泣き続けていた子供が、
「自分は転んだ。この不快な症状は『痛い』なんだ」
と、状況を言語化することで早く落ち着いて泣きやみます。
大人にも『感情の言語化』は有効です
上司ムカツク!!!!!
上司に叱られるのが不快だ。
なぜなら人前で怒鳴り散らすから。
社内のみんなに注目されてみっともない姿を晒されて恥ずかしいし今後の仕事がやりづらくなる。
せめて人前で注意するのはやめてくれたらいいのだが
前者のクマは上司そのものを嫌っていますが後者のパンダは細かく状況を思い返しながら具体的な不快ポイントと解決策に目を向けています。
後者くらいまで明確に言い表せるならば、直接上司に言っても聞き入れてくれる可能性がかなり高くなります。
前者のクマのセリフを上司に言ってもただ仲が悪くなる一方ですよね(^^;)
本をたくさん読むことで言語化が上手になり、自分の感情を整理して落ち着きを取り戻しやすくなったり、問題解決の糸口につながり生きるのが楽になります。
また、ポジティブな言い方にすることで過去の悲しい出来事を前向きにとらえたりするのもみなさん自然と実行したことあると思います。
読書で魅力的になる理由③:様々な考え方や意見を知ることで他人に寛容になる
読書をしていると、登場人物になりきって物語の世界を疑似体験することができます。
映画やドラマでは第三者の目線で主人公を見ていますが、本はまるで乗り移ったかのように主人公が見たり感じたりするものを自分に起こった出来事のように感じることができるのです。
そうやって現実で自分だけでは体験できないようなことをたくさんの本で疑似体験することで自分とは違う様々な人の考え方が理解できるようになり、違う価値観や意見を持った相手のことも受け入れやすくなるのです。
人は『未知のもの』に拒否反応しやすい→知識を増やして未知を減らす→強くしなやかに生きられる
人は今まで経験のない事、見たことのないタイプの人などに出会うと無意識に拒否反応をしやすい性質があります。
本当は何も怖がる必要ない物事だとしても、今まで生きてきて全く触れたことのないことだと反射的に嫌だなーと感じてしまうものです。
外国のゲテモノと言われそうな食文化を初めて見たとき。
お年寄りが住み慣れた土地を離れて暮らす事をかたくなに拒んだり。
幅広い知識を持つことで、多様性を受け入れておおらかに生きられるようになるんです。
【まとめ】読書で魅力的になる理由3つ
読書で魅力的になる理由3つ
- 知的な雰囲気がにじみ出てくる
- 思考量が増え、感情に振り回されなくなる
- 様々な考え方や意見を知ることで他人に寛容になる
一言でいうと知的で穏やかで包容力がある人になれるってことですね!!
これはモテそうだし本人も無駄な悩みが減って生きるのがラクになりそうです。
【おまけ】普段全く本を読まない!どんな本を読めばいいのかわからない方へ
じゃあ読書してみよう!と思い立ったはいいけど、
『どんな本を選べばいいのかわからない』というものがあると思います。
どんなジャンルが好きなのかもよくわからない、活字が大の苦手という方もいるでしょう。
そんな人は最初は自分が知っている映画の原作本がいいでしょう。
映像で見たことがあるので、すんなり情景が浮かび、文字だけでも苦にならずに読み終えると思います。
または自分の好きな物事をテーマにした作品から選ぶのも良いですよ。
恋愛の短編集や旅行のエッセイ本などはいかがでしょうか。