日本の誰もが知っているような大企業で大規模なリストラが行われ、一つの会社だけで数千人もの正社員が解雇される時代になりました。対象年齢は四十代、五十代の人たち。その年齢だと大抵は結婚して子どもがいるので生活に必要な金額は独身のそれとは大違いなので本人だけの問題ではなく、社会全体に影響が直撃します。
定年まで雇用が続くと思っていた。自分の会社でつい最近定年退職した先輩方がそうだったように。正社員は安全だったじゃないか？10数年前派遣切りにあった人たちの炊き出しのニュースなんて完全に他人ごとだった。
非正規雇用が増え、歳を重ねても生活が楽にならない人が増えるでしょう。
娯楽や贅沢品にお金をかける余裕が無い人が増えてきます。安いものしか選択肢がない人が今後ますます増えて行くでしょう。高いものにお金を出すとすれば、将来の不安を解消してくれそうなものに払うでしょう。多くの人がマイホームを買う理由も、老後に暮らす場所に不安があるからです。しかし終身雇用制の崩壊によって今後は住宅ローンを組める人が減ります。
生活に必要な鉄道や金融機関も既に経営が厳しいところが存在してます。
国内の現状・将来に関して暗い話が続きましたが、じゃあ海外はどうなんだろう？人口が増えてどんどん発展している国もある。我々日本人がかつて『発展途上国』と呼んでいた国々はいま日本と比べてどうなのか？視野と自身の可能性を広げる事が大切だと思います。