今日はインデックス投資ではなく株式投資について。株価は、『理論立てて説明できるものではないけれどこの時期は例年株価が上がる(or下がる)傾向がある』というものを『アノマリー』と呼びます。例えば、【1月のアノマリー】というものを聞いたことありますか?これは『昨年の12月まで上がり調子だった株価が、年が明けて1月になった途端に急落した』と『12月まで低かった株価が年明け後、上昇し始めた』という傾向があるそうです。
株の値動きを判断する3要素
株の値動きを予測するときによく用いられるのが会社の業績やニュースから判断するファンダメンタル分析と過去の値動き傾向から判断するテクニカル分析。そしてもう一つが理由はないけど偶然そうなりやすい傾向があるという【アノマリー】です。ジンクスと同じような意味合いです。
一月のアノマリーとは
一月のアノマリーとは、年内上昇してた株→1月に下がる、年内低迷していた株→1月に上がるというジンクスです。
どうして年末→年始で株価が上昇(or下落)する傾向があるの??
これは例えると多くの人が年末までに大掃除を済ませたり、新年に財布を新調する行動に似た心理で、投資家の多くが同じ行動パターンをとるからです。年末に株価が上昇してたなら、年内または年明けすぐに利確をして気持ちをスッキリさせたいorマーケットが何日間も休みの間に、株価を下げるような出来事があったら困るぞ、という心理から。逆に、年が明けて新たな気持ちで投資をスタートさせようと、年内中は低かった株に投資しようという、多くの人の共通の心理が働いているのです。
こんな感じで毎年同じ時期に似たような値動きの傾向があると言われています。一つの時期にスポットを当てて過去のデータを見てみるのも面白いです。あくまでもきちんと理論立てて解明できるものではなくジンクスに近いのですが、確かにうちの旦那が秋から年末に買ってずっと上がり調子だった国内株で、年明け後も保有し続けてたら急落してしまった銘柄が結構あります。【1月のアノマリー】という言葉は今日知ったのですが、もっと早くに知りたかった!!と後悔してます。まだまだ勉強が必要ですね。。。